ほそぼそと、これからも

先日、とても嬉しいことがありました。続けていて良かったな。少しでも私のやっていることが役に立つのならありがたいな思った出来事です。

こんにちは。
フリーアナウンサーの三島澄恵です。


私は、どんなことも興味を持つと挑戦してみるタイプです。
ブログもホームページの作成も、SNSのFacebook、インスタグラム、TwitterもYouTubeもラジオ配信も、とにかくなんでも気になった時に始めています。YouTubeは実は2011年に初投稿したんですが、年に一本程度のアップでした。

どれも細く長く続いて今もやっていますが、視聴回数やフォロワーもそう簡単には増えません。バズらせたいわけではないけれど、見たり、聞いたりしてくれる人が増えるのはうれしいものです。みなさんも、配信やSNSをやっていて、そう思うことありませんか?
けれど、1人でも見たり、聞いたりしてくださっていることは、それだけでうれしいことです。
そうして、つい先日、細々でも続けていて良かったと思う出来事がありました。


それは、会社の朝礼の資料としてYouTubeの画像を使わせて欲しいという連絡が入ったことです。しかも、北海道千歳市から。
最初、メールの文面を見ながら「千葉」と思ったのです。私は東京を拠点に活動をしていますから、近い地域が思い浮かんだのだと思います。それが、まさかの北海道で驚きました。


私の会社のお問い合わせフォームは、最近は、営業メールが多いんですよね。
みなさんのところはどうなんでしょう?
「ここは問い合わせのメールフォームなの!」と、心の中では少しばかり腹立たしくもあり、悲しくもありました。営業されている方の気持ちもわからないわけではありません。電話をしてもすぐに切られてしまうでしょうし、飛び込み営業もこのコロナ禍では難しいでしょうし。

今回も営業のお問い合わせなんだろうなと、文面を読むと・・・社員の接客研修のために「目だけで伝える笑顔の力」のトップ画像を使わせて欲しいというお尋ねのご連絡でした。この「目だけで伝える笑顔の力」は、マスクをしていても、相手に笑顔や表情が伝わるというポイントをYouTubeでお伝えしたものです。


勝手に画像や動画を使う方もいらっしゃるのに、ちゃんと連絡をくださったことがありがたく、すぐに先方にお電話を差し上げました。先方もまさか電話がかかってくるとは思っていらっしゃらず驚かれたようです。

私としては、メールのやりとりだけでは伝わりにくいことがあるように思え、電話という形をとりました。そうやってお電話すると、ご担当者の方の声からは、メールではわからないちょっとした言葉の抑揚や声から伝わる感情がありました。わずか数分のことでしたが、心がつながった感覚を持つことができたと感じました。

こうやって、これまで縁のなかった方とのご縁というのは、いままではどなたかの紹介ということがほとんどでしたが、SNSや配信を行うことで繋がることも生まれるのだということを実感しました。

「あ〜、細々とでもYouTubeを続けていてよかったな〜。これからも、細々とのんびりと続けていこうと」そう思った次第です。
YouTubeに限らず、このブログも同じくです。

最後まで読んでくださいましてありがとうございます。


このブログはラジオでも配信しています。

https://radiotalk.jp/talk/466225

みしますみえの ぶろぐラジオ



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節分は2月3日じゃないの⁉️

今年の節分の日は2月2日なんですね。
みなさん、ご存知でした?

スーパーに買い物に行ったら、恵方巻の案内とともに、
「今年の節分の日は2月2日です。お間違い無いように。」というアナウンスが流れていました。

こんにちは。
フリーアナウンサーの三島澄恵です。

節分は二十四節気の一つ「立春」の前の日で、
立春は、春分や秋分とともに太陽と地球との位置関係で決まります。

地球が太陽を1周する時間は365日より6時間弱長いそうで、
4年で約24時間のずれが生じます。
そのため、うるう年として2月29日を入れて解消しているものの、
これだと45分ほど増やし過ぎてしまうそうで、
暦がずれてしまうんです。

ちなみに私は、9月23日の秋分の日生まれです。
去年は、秋分の日は9月22日でした。

子供の頃は、学校がお休みなので、友達にお誕生日おめでとうを言ってもらえずに、なんだか寂しいなと思っていたんですが、大人になってからは、誕生日が休日というのは、ちょっと特別な感じがしていたんですよね。
なので、今年は、特別感が薄れて寂しいなと思ってしまいました。

誕生日は、自分が生を受けたかけがえのない日。
誰にとっても、最も特別な日じゃないかな〜と思っています。

さて、話が逸れてしまいましたが、
今年の節分は2月2日。
節分から新しい年の始まりとも言われています。
1月に気持ちを新たにしたものの、
いまひとつ上手くいかないと感じていることは、
節分を節目にしてもいいかもしれないですよね。

そういえば日本は
4月から新年度という節目があります。
気持ちが入れ替えられるタイミングがいくつもあって、
三日坊主の私的にはありがたいです。

さてさて、何をはじめようかな〜。
みなさんも、もう一つの新年から新しいチャレンジはいかがでしょうか?



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太陽の神様も笑顔に心を奪われた

今日は成人の日。
成人を迎えられた皆さん、おめでとうございます。
けれど、今年の成人の日は、成人式が中止になっている地域も多いようですね。人生の節目で一生に一度のことが中止になるみなさんのことを考えると、心が痛みます。

こんにちは。
フリーアナウンサーの三島澄恵です。

コロナによって世の中は本当に大きく変わりました。私自身も、とても暗い闇の中にいるような気分になることも多々あります。けれど、こんな時こそ、笑顔を忘れてはいけないなと思っています。

日本の神話には、太陽の神様アマテラスが天の岩戸に隠れてしまい、世界が闇に包まれてしまったというお話がありますよね。ご存知の方も多いと思います。
そのアマテラスが天の岩戸からおでましになるきっかけは、天の岩戸の外で、芸能の神様アメノウズメが舞い踊り、神々が楽しく笑い出した声が聞こえたからです。

その様子を岩戸の中からのぞき見たアマテラス。その瞬間に、力の神様タヂカラオが岩戸の石をポーンと投げ飛ばし、アマテラスをお迎えしました。そうしてお出ましになったアマテラスによって、世界は再び光に照らされるようになったという神話。

*写真は、宮崎県の日之影町の大人神楽(おおひとかぐら)
「戸取」という演目で、画面右の岩戸を戸の向こう側の奉仕者と、タヂカラオが引っ張り合う激しい舞です。

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この話を思い返しながら、笑うって大切だな、笑顔って大切だなって思ったのです。暗い闇の中を明るくできるのは、一人一人の笑顔。だって、太陽の神様さえもその笑いに心を奪われたのですから。
世の中を照らしてくれている天照大神に感謝しつつ、その光が閉ざされないように、こんな時代からこそ笑顔でいたいなと思った神様のお話です。

成人の日。
毎年、その晴れ姿をニュースや街中で見ながら、若い人の笑顔に力をもらっていましたが、今年はその姿を見る機会が少なく寂しさも感じます。何より、成人を迎えたみなさんが一番辛い思いをされているだろうなと思います。
けれど、人生の節目。一生に一度のこの日に、心からの祝福を送ります。
これからの人生が、ますます豊かに実っていきますように!



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言葉の力は偉大だ


あけましておめでとうございます!
2021年の幕開けの昨日は初詣も控え、自宅で過ごした静かな元日になりました。
そんな中でも、ありがたいことに郵送をお願いしていた刺繍の御朱印が届いたので、神棚に飾り、心は普段お礼参りに伺っている神社へと向かうことができました。

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フリーアナウンサーの三島澄恵です。
2021年も、どうぞよろしくお願い致します。


1年の始まりに手に取った一冊の本があります。
「1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」という本です。夫が興味を持ち注文していたようで、1月1日に届きました。(元日に届けてくださった配達員さん心から感謝しております。)
タイトルを見て私も興味津々。早速、元日から読み始めました。そうして思ったことは・・・


「言葉の力は偉大だ」ということです。


そして、私はこれまでもらった言葉でできていると思ったのです。これまで出会った人たちや出会った本や街中でふとした時に見たもらった言葉など、そのひとつひとつが私の心の中に刻まれて、時に励まされ、時に勇気づけられ、時に慰められ、時に癒され、そして、前に進む力を与えてもらってきたのだと思ったのです。それはこれからも続きます。

だからこそ、関わりのある人に対しても、私自身に対しても、心が前に進めるような言葉を使おうと思います。

言葉の力は偉大です。
そんなことを改めて思い直した2021年のスタート。

みなさまも自分にとって良き言葉に出会える一年になりますように。
そして、良き年となりますように心から願っております。


追記
今年私は年女。
牛のようにどっしりと、じっくりと、粘り強く歩んで行きます。

2021年賀状_プライベート.001



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こんな一年だったからこそ気づいたこと

2020年もまもなく締めくくり。
今年は、クリスマスも年末も、あまり実感のないまま迎えています。

こんにちは。
フリーアナウンサーの三島澄恵です。


2020年は、本当に様々なことを考えさせられた一年でした。
今までの当たり前だと思っていた日常が、どれほど幸せだったのか・・・

私にとっては仕事もその一つです。司会はもちろん、研修講師としても、予定されていたことはほぼ全てが中止になりました。
人の生き死にが最優先であるときに、私の行っている仕事は全く意味をなさないんだという現実をつきつけられ、自分自身の存在価値は無いのだと、強く感じながら過ごしてきました。


そんな年末に、私にとってありがたい報告が届きました。
話し方のトレーニングを5月くらいに受講された大学講師の先生から、授業アンケートの結果と共に、お礼のメッセージをいただいたのです。



「110名程度の学生さん、2クラスのアンケートの一部です。
 話し方の部分、頑張った甲斐がありました!
 そこにつきるのかと、思いました!
 いつも三島さんからのフィードバックを見ながら、やってきました。
 何よりも聞いている人からの評価だと思うので、課題としてたところが
少しでもクリアできて良かったです。
 この調子で頑張ります!
 一番頑張れた内容でした!
 適切に自分を評価してくださり、どうしたら良いか、しっかりと導いてくれる
 三島さん、これからも宜しくお願いします!」



学生さんのアンケートには、「話しが聞きやすかった。」「間の取り方が良かった。」「わかりやすかった。」など、様々な感想が記されていました。

この講師の方は、大学の授業がオンラインなったこともあり私のトレーニングを受講されました。アンケートの結果は、講師の方ご本人の努力の賜物ですが、こうやって報告をいただくと、私ができることで少しでも役に立てることがあるんだと、心からうれしくなりました。



私は中学生くらいの頃から、悲観的に自分のことを捉えているところがあります。
「この世から私がいなくなって悲しむ人がいたとしても、困る人はいない。」と、そんな考えが、いつも頭の片隅にあります。そして、今年はコロナ禍によって、さらに自分の無力さを感じるばかり・・・

そういう中での今回の報告に、これからどう仕事をしていけば良いのかを、改めて考えさせられました。
この講師の先生以外にも、話し方レッスンを受けてくださっているお子さんの保護者の方からの労いの言葉や、トレーニングを続けて改善された方の喜びの声、企業研修でも役立ったという声など、私にとって本当にありがたい感想を頂戴しました。
今までも、そういうお声をいただいて仕事への糧になっていましたが、今年はその言葉一つ一つに、これまで以上に私自身が励まされ続けてきました。



来年2021年は、これまで通り、私にできることを精一杯取り組んでいこうと思っています。そして、今まで以上に学びを深めて行きたいと思っています。特に、脳と心理に関しては、より知識を深めコミュニケーションや話し方に取り入れたトレーニングを行って行きます。


2020年は、思うように動くことができず、焦りや不安でいっぱいの年でもありましたが、これまでの日々が、どれほど恵まれて幸せだったかということにも気づかせてもらった一年でした。だからこそ、今を大切に精一杯生きていくことを、来年2021年は意識して過ごしていこうと思っています。

このブログにお付き合いくださったみまさま、ありがとうございます。
来年も、よろしければおつきあいいただけるとありがたい限りです。


どうぞ、良いお年をお迎えください。
2021年が、素晴らしい一年になりますことを心から祈っております。



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私の今年の漢字は「止」


これまでに無い一年となった2020年。
今年の漢字が発表されましたね。
今年は「密」

みなさんの今年の漢字は何になりましたか?


こんにちは。
フリーアナウンサーの三島澄恵です。

私の今年の漢字は「止」
新型コロナウイルスの影響が多大にあるのですが、予定されていたイベントはほぼすべて中止になりました。新しいことをスタートと思いながら始めつつも、思うように進まずに止まっている感じの一年でした。


最初の頃は、この止まった感じが受け入れられず、気持ちばかりが焦ってしまい「何かしなくては、何かしなくては。もっと仕事を広げていかなければ先がない」などと思っていました。けれど、そう過ごしているうちに、「今あることに意識を向け、そこに感謝しよう」という気持ちになり、今はとても心穏やかな12月を過ごせています。
さらに、少し前に書いた「令翠学」という運命鑑定でも、私は今、冬の時期。冬の時期だから、この止まったように感じる運気は仕方がないと思うと、さらに気持ちが楽になりました。



止まっていた2020年だからといって、悪いことばかりではなく良いこともたくさんありました。


2020年の幕開けは、なんとNHKのラジオ深夜便デビュー!
2019年に開催された「NHKハートフルクラシック」
私は当日司会を務めたのですが、その模様がラジオ深夜便でオンエアーされました。


オンラインの話し方をまとめたテキストが完成しました!

【配布用】オンライン配信テキスト(ドラッグされました)



WEB会議システムを使ったオンライン研修や話し方トレーニングも、新しいサービスとして展開できました。しかも、その紹介ホームページも完成!
(↓是非ご覧ください!)
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さらには、オンラインによるイベント配信のサポートもスタートしました。
特に、技術的なところは、お悩みを持つ企業様も多くシステム面のご相談も多くいただきました。
ちなみに、先日は、スポーツイベントの配信にも携わらせていただきました。

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東京都の「アートにエールを!」にも参加しました!
保護司の方の物語に小学5年生に絵を描いてもらい、私が朗読。
企画から制作まで行いましたが、今年だからこそできた作品です!
ぜひ、ご覧ください!!
https://cheerforart.jp/detail/5723



止まっていたから考える時間でき形になってきたのだと思っています。
慌ただしく時を重ねていると、日々に追われて考える余裕が持てなくなります。けれど、今年は強制的に止められたおかげで、考える時間ができ、振り返りと次を見据える準備ができた年だと感じています。


来年2021年は、丑年。年女の私です。
運勢的には冬真っ只中だそうで、何が起きるやら・・・と不安もありつつも、そもそも私は、そういう時期に周りの意見を聞かずに無理やり動いて今を迎えています。
12年前に福岡から東京に出てきた時もそうです。周囲からもそうでしたが、運勢的にも「今はやめなさい。やめた方がいい」そう言われながら、東京で仕事を始めました。けれどそのおかげで、新しい出会いや経験があり、私の人生は広がり豊かになっています。


周囲の意見に耳を傾けることもとても大切なことですが、どんな状況であれ、自分の進む道を自分で選ぶことは、もっと大切なことだと思っています。



2021年は、どんな年になるのでしょう?
とても楽しみです!

みなさんにとっても、来年が良き一年になりますように!!



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良いも悪いも自分次第


何を書こうかと迷っているとついつい日が経ってしまい、気づけば・・・

こんにちは。
フリーアナウンサーの三島澄恵です。

昨日今日と、東京はとても気持ちの良いお天気です。
私は秋生まれ(9月生まれ)ということもあるのか、四季の中で秋が最も好きです。空を見上げれば、太陽に伸びて行こうとしているタツノオトシゴのような形の雲が長く伸びていました。
ここ数週間は、何かと考えることも多く頭の中が慌ただしくなっていたので、今日は少しだけ自分時間にしています。

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今年は、新型コロナウイルスの影響で、イベントや研修はほぼ中止になり、去年までと比べると、とてもゆっくりとした時間を過ごしています。
コロナの影響が出始めた3月くらいから2〜3ヶ月は、この先どうなるのだろうという不安ばかりが先に立ち「何かしなくては」「動こう!動こう!」と、様々なことに取り組みましたが空回り。
今思い返せば、「なぜ、あんなに焦っていたのか?」と思うこともありますが、そうやって焦りながら、何かできることはないかと考え形にして来たことが、今になって求められるようになりはじめ、「あの時に、行動をしていて良かった」と思っています。


ある運命学によると、私は今年から3年間は停滞期間なのだそう。今年は、人に裏切られるようなことも起きると。それを聞いてからは、なんだかそればかりが気になり、「嫌だな」「大丈夫かな」「不安だな」そんな気持ちが膨れ上がって来ました。
確かに、停滞していた今年。思うように行かないこともたくさんあったり、予定していたことも無に返ったり、なんだかんだ色々あるので、あながち間違っていないのだろうと思います。


けれど、それはどの年も同じだと私は思っています。
自分にとって良いこともあれば、悪いこともあるのが常です。
そしてもっと言えば、自分にとって悪い出来事の時に、多くの学びを得て来たと、自分のことを振り返り思っています。そうなれば、悪い出来事も良いことに変わります。
結局は、良いも悪いも自分次第なのかもしれませんね。

とは言え、やっぱり悪い出来事は回避できたらいいな〜と思うのも、正直な気持ちです。心穏やかで過ごせるように、今日は、穏やかな空を見ながら自分時間。


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三島澄恵
ユナイテッドウェーブス合同会社代表。 
元NHK-FMラジオパーソナリティでTVのナレーター・リポーターなどを経て、学校教育にも関る。
これまでインタビューした著名人は2000人を超える。 その経験や知識をブログに綴っています。
詳しいプロフィールは下記まで。
https://united-waves.jp

思いもよらない感想に感激



昨日、「アートにエールを!」にご協力いただいた保護司の永井輝信さんと、お目にかかりました。永井さんは、今回の「アートにエールを!」に、私が参加した作品の物語を書いた方です。永井さんの物語がなければ、この作品はできませんでした。
コロナのこともあり、制作中は一度もお会いすることなく、電話とメールでやりとりして、ようやくの再会となった昨日。
永井さんから、永井さんのお知り合いの方が動画をご覧になられた感想を伺いました。
 

ご覧くださったのは86歳の女性。
絵が大変お好きで、数々の作品を作られているんだそうです。

その方が
「この動画、絵も素敵。私は何より、朗読が素晴らしいと思った!
 明るくて、優しくて。」

そして、
「歳を取ると、年々、声が低くなってしまうから、私は「ソ」の音を意識して話そうと思うわ。」と、そこまで、思ってくださったそうです。


ちなみに、「ソ」の音を意識して話すということですが、この音階を意識して話すことで、明るい印象の声になりますし、さらには、聞きやすい声になります。私も接客研修などでは、このお話をさせていただくことがあります。
感想をくださった86歳の女性は、「ソ」の音で話すことの効果をご存知だったようです。

 
今まで、司会やナレーションの感想をいただくことはありました。その多くは、「聞きやすくて良い声で、雰囲気が良かった。」や「映像のイメージが深まった。」など、声や表現に関することでした。こういう感想も、本当にうれしいですし、私にはもったいないお褒めの言葉だなと思っていたほどです。


作品は、自分の手を離れると、それをご覧くださった方の中で、新しい物語が生まれて行きます。感じ方も受け取り方も様々です。時には、自分の思っていなかった感想をいただくこともあります。今回の感想はその一つですが、まさか、自分を変えていこうという気持ちまで抱かれる方がいらっしゃるとは、言葉にならない嬉しい気持ちになりました。


「アートにエールを!」で採用いただいた作品は、親ねずみと3匹の子ねずみの一家が、年の暮れにお腹をすかせてフラフラして歩いているところから始まります。
親ねずみは、どうして良い変わらず・・・そこに、猫が現れるという場面から始まります。

紙芝居風で子ども向けの内容ですが、私は大人の方にご覧いただけたらなと思っています。

困っている人がいたら・・・
ある人から見たら悪いことをした人がいても・・・
みんなが協力し合えば・・・


小学5年生の野村おとさんが描いた15枚もの、優しい絵が物語の世界をさらに深めてくれます。
ぜひ、ご覧ください。


アートにエールを!プロジェクト
「ねずみとおもちと殿さまと」上の画像をクリックしてもご覧いただけます。
https://cheerforart.jp/detail/5723




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元NHK-FMラジオパーソナリティでTVのナレーター・リポーターなどを経て、学校教育にも関る。
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4月27日は私の独立記念日✨

今日4月27日は、私が1人で歩き始めた独立記念日。
福岡から東京へ仕事の拠点を移して丸11年。会社設立丸4年、5年目に突入の日です。


11年前、世の中はリーマンショックで経済不安の大きな時期でしたが、私は安定していた福岡の生活から、全く何の確約もなく仕事の繋がりもない東京へ移り住みました。しかもそれまでの30数年、一度も福岡から出たことも、実家から出たことも無く、地元でずっと暮らしてきました。そんな私が、まさか11年もの間、東京で生活できているとは当時の私は思いもしていませんでした。

東京に移り住んでからは、全く仕事がなく仕事探しをしていた時期もあれば、東日本大震災で仕事が全てキャンセルになった時期もあったり苦しいこともたくさんありました。それでも周りの人に支えられながら、なんとか今を迎えられていますし、よほどのことがない限りこの道は続いて行くと思っていました。

そんな中での今回のコロナ危機。

私の会社は、イベント・コンサート・研修が主です。その全てが3月以降、予定していた仕事は全て無くなりました。前年比ほぼ100%ダウンという状況です。自粛が最も早い業界であり、かつ再開も最も遅くなる可能性の高い業界です。わずかながらの蓄えも、この先いつ再開されるかわからない状況では心もとなくもあり、すぐに底尽きることもわかっています。正直なところ、日が経つにつれ大きな不安と焦りに押しつぶされそうになります。

それでも11年前の自分を思い出し、そんな不安な時ほど動き続けることが大切だと、自分に言い聞かせています。

福岡から東京へ仕事の拠点を移すことは、私にとって大きな決断でした。30代半ば、安定した職もあり、そのまま福岡で人生を送ることも選べました。両親はもちろんですが、相談した人たちの多くは私を心配し、東京行きへは肯定的ではありませんでした。私自身も半年以上悩みました。ギリギリまで悩み、それでも東京に行くことを決断しました。
「なぜ、そこまでして?」と思う人もいると思いますが、私自身も明確に答えられないんです。本当に、なぜなんでしょうか?

リーマンショックで停滞すると言われていた経済。「無理に動くことはマイナスにしかならないのではないか。」そう考えながら迷っていた時期。動きを止めることもできたはずでした。

けれど、そこで東京行きを選んだからこそ、今の私がいます。
東京に出てこなければ出会うはずのなかった人たち。その人たちに出会ったことで、私自身のスキルも磨かれ、何より私の世界は広がりました。今のコロナ危機は、リーマンショック以上のものです。これまでに経験の無い経済の停滞・生活の変化が、日本だけで無く世界に巻き起こっています。しかしだからこそ、新しい出会いと新しい世界が広がるのではないかと、不安と共に期待と希望を大きく感じています。

そのためには、立ち止まらず、様々なことにチャレンジすることではないかと思っています。そうする中で、いえ、そうするからこそ、新しい出会いや経験が生まれ、それらを重ねて行くことが未来へ繋がって行くのだと信じています。チャレンジしても成果が上がらないことも多いでしょうし、結果が出ないこともたくさんあると思っています。それでもチャレンジしながら進んで行くこと。良いも悪いも、チャレンジして行動してみないと結果は出ませんからね。

先日、お世話になっている飲食店の経営者の方がこんなメールを寄せてくださいました。

「『大変』な時とは『大きく変わる』時。
やりきれば、このときこそ大きな財産になる。」

50年以上も飲食業界で経営を続けていらっしゃるトップの方の言葉に、私はとても励まされました。私は会社を設立して5年目。この経営者の方の10分の1に及んでいません。50年の中で、私の想像も及ばない危機に面してこられたからこその言葉だと思うのです。

私の独立記念日。4月27日。
今年は今までにない思いを胸に、またここから明日へ向かっていきます。

*このブログは、普段は1分で話せる文字数300〜350文字を目安にしていますが、今回は文字数にとらわれず綴りました。
 YouTube Channel では、私が思考を整理する際に行なっている2つの方法をご紹介していますのでご参考ください。(マインドマップ・感情解放メモをご紹介)

オンライン講義やオンライン会議でのお困りごとにお答えしています。
また、レッスンやトレーニングも行っていますので、お気軽にお問い合わせください。

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教えは受け継がれて行く

今回も発声トレーニングの話から少し離れて、以前、インタビューをした方のお話を綴ります。

先日、2月11日に野村克也さんが亡くなられました。
野村さんは監督時代に野村ID野球と言われていましたが、何より、選手を育てる指導力や選手の方々からの信頼は厚いものがあったと思います。

以前、野村さんがヤクルトスワローズの監督を務められていた時の選手・城友博さんにインタビューさせて頂いたことがあります。その時、野村さんの指導法やチーム作りについてのお話も伺いました。

例えば、試合前に1時間半〜長い時では2時間程度のミーティングを行うというお話。他球団では、それほど長いミーティングは無いようでした。

城さんが野村さんのすごいと思っていたところは、試合中のベンチでのぼやき。
野村さんは相手投手の投げている姿を見ながら、「次は変化球や。」などと、ボソッとつぶやいていらしたんだそうですが、それが100%当たっていたんだそうです。
城さんは、なぜそれがわかるのかを、野村さんに教わっていたというお話をされていました。

そして、私が城さんのお話の中で記憶に残っているのは、野村さんが、よくおっしゃっていたという「1年目で種を蒔いて、2年目で芽を出して、3年目で花を咲かす」という言葉です。

これは野球に限ったことでは無いと思うのです。
ついついすぐに成果を求めることが多いように思いますが、花を咲かせる、何かしらの成果を出すには、やはりそれなりの年月と、その年月をどう過ごすかが、とても大切なのだと思います。

野村克也さん。
野球界だけでなく、様々な世界で大きな影響を与え続けてこられた素晴らしい方。
そしてこれからも、きっと、野村さんの教えは受け継がれて行くことだと思います。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。

(738文字)

*このブログは、1分で話せる文字数300〜350文字を目安に綴っていますが、今回は738文字で、2分20秒程度で話せる文字数です。

スピーチやプレゼンテーションのトレーニングを行っています。
経営者や講師の方など人前で話す機会が多い方にはおすすめです。

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