少人数実践セミナー開催しました!

先日、6月23日に神田でセミナーを開催しました!

今回は少人数参加型で
「話す」ことに特化したセミナーでした。

ご参加はお2人!
少ない人数だからこそ、
お一人お一人の特徴を踏まえて、
かつ、途中、様々な質問にも応じることができ、
非常に充実したセミナーの時間になりました(^^)

 

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*今回は特別に、話す時に役立つ手鏡もプレゼントさせて頂きました☆
受講されたスポーツインストラクターで
看護師・セミナー講師として活躍されている女性の方の感想です☆

(原文まま)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「どんなに内容が良かったとしても、
相手に伝わらなければ…想いが届かなければ…と。
仕事柄いつも感じます(^^)

3年前、スポーツクラブの研修で、
マイクの使い方、話し方の講義をしてくださった
三島さんのセミナーを受けるのはこれで3回目。

今日は、話す自分を何度もビデオに撮り、
フィードバックしていただきました。
自分って、あんまり見たくないけど、
そこからが一歩!\(^o^)/」

 

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
話す姿を撮影し、それを見ながらのトレーニングは、
どんなトレーニングを行なうよりもパワフルです!

撮影しポイントをおさえ、
さらにはトレーニングを細かに行なえるセミナーは
少人数だからこそ!

わずか2時間のセミナーですが、
参加者の方々の変化に教えている私が驚くほど!!

今後も、このような少人数実践セミナーを開催予定です!

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心動かす話者の心得93 ☆フィードバックをもらう ☆

あなたが話し終えたとき、

どう伝わったかのフィードバックをもらうことはありますか?

 

経営者やリーダーなど人の上に立つ人ほど

そのフィードバックをもらう機会は少ないでしょうが、

そういう人たちほど「どう伝わったか?」という検証が必要です。

 

例えば最近では、日本マクドナルド社のカサノバ社長の謝罪会見は記憶に新しいところです。

最初の謝罪会見では

・まるで他人事のようだ

・悪いと思っていないのでは?

・謝罪になっていない

など、そう感じた人が多かったように思います。

 

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その後の会見では、少しずつ改善されて行きましたが、

本来は、最初の謝罪会見ほど細部にわたる配慮が必要で、

それができなかったというのは企業として大きな損失に繋がっています。

 

 

言葉というのは面白いもので、

相手にどのように伝わるかというのは相手の思考や心理状況などで大きく変化します。

また、人は誰しも「自分は正しい」と考えたいために、

自分を正当化するための理解をすることが多々あります。

これはもちろん、話者にも言えることです。

 

私は放送現場で不特定多数に話す中で、言葉は聞き手によって変幻自在にカタチを変えることを学びました。

また最近では、インターネット講義の課題で書いたレポートを不特定多数に読んでもらうことで、

意図していることが伝わっているかというフィードバックを得られる機会を設けていますが、

これは自分をいつも客観視するために非常に良いトレーニングだと感じています。

 

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「脳と創造性」の講義後のレポート

 

 

限られた時間や字数内で、自らの考えを伝えるためには様々な工夫が必要です。

ここ最近は、それらの工夫やスキルを教える著書や研修・セミナーも数多くあります。

もちろん、私もそれらを教えている講師の1人です。

 

しかしそのスキルを磨いたとしても実際に使ってみなければ効果は分かりません。

そして「使ってみてどうだったのか?」

この点を検証することが次に伝える時の糧になります。

 

充分に伝わったのか?

誤解を与えている点はあったのか?

伝わりにくい点はどこだったのか?

どの点を注意すれば良かったのか?

 

など、良い点と改善点を踏まえて次に取り組んで行くことが「伝わる」ために必要です。

 

自分のことを客観視することは最初はかなり難しい面があるため

フィードバックは、聞き手からもらうことが望ましいのですが、

そういう状況を作るのはなかなか難しい場合も多いでしょう。

そのため率直な意見を言ってくれる周囲の人や専門家の意見を求めることをおすすめします。

 

研修風景2

 

*研修では私を含め、参加者同士のフィードバックも行なっています。

 

 

他者からのフィードバックを何回かもらううちに、次第に自分で自分を客観視できるようになります。

そうなれば、話す内容を考えるとき・伝えるときに、

どうすれば相手に「伝わる」か?という点が分かってきます。

 

特に例えにもあげた謝罪の場合は、最初こそが肝心です。

その重要なときに、自らにフィードバックを送れる自分がいれば「伝わり方」は大きく変わり、

その後の信頼回復にも多大な影響をもたらします。

 

フィードバックを素直に受入れられない場合もあるでしょうが、

それを乗り越えて行けば、あなたの想いはより伝わるようになりますよ☆

 

 

伝えるから「伝わる」へ。

伝わるから「通いあう」へ。

あなたの想いをカタチに。

Heart Voice  三島 澄恵

 

【ビジネスに役立つ!実践セミナー開催!】

テーマ「ビジネスで信頼を高める3つのヒミツ〜声・滑舌・表情〜」

視覚情報である「表情」聴覚情報である「声・滑舌」
ビジネスで欠かせないこの3つを、同時にスキルアップするセミナーです。

詳しいことやお申し込みは下記をクリック、

またはメールにてお知らせください。

セミナー詳細(Facebookページ)https://www.facebook.com/events/987808707925253/

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心動かす話者の心得92〜声(呼吸)とボディーランゲージ〜

 

 

「話している最中は動いて、言葉を止めた瞬間は動きも止める。」

私が話す時に心がけていることです。

 

「ボディーランゲージを上手につけましょう。」

話し方を教わる時にボディーランゲージをつけることを教わる人も多いでしょうね。

ボディーランゲージは無意識につけている人が多く、

自然に話せている時は知らず知らずについているにも拘らず、

意識して話す必要があるとき(原稿があったり、話すことを決めていたりなど)は、

上手くつけられない人がほとんどです。

 

ボディーランゲージのコツは、話している最中につけ、言葉を止めたら動きも止めることです。

 

例えば「みなさん、ようこそ、お越し下さいました!」

というフレーズにボディーランゲージをつけるとすると。

 

①「みなさん」顔をあげて聞き手を見る

②「ようこそ」の言い始めで両手を広げ言い終わりで一旦止める

③「お越し」で広げていた手を一度上下にふり、「くださいました」で手を元に戻す

 

このような感じになります。

 

さらに言い終わりでの動きの止め方は、工夫することで語気の強弱をつけることもできます。

 

息を吐き出した瞬間というのは体の力を強めることができるのです。

例えば剣道は、打突(打ったり突いたり)の瞬間に声を出します。

もちろん規則として決まっていることではありますが、

声を出すというのは息を吐き出すということです。その瞬間に力がぐっと入りやすいのです。

 

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重たいものを持ち上げる時も、その瞬間に「ウッ」でも「よいしょ」でも声が出やすいですよね。

他にもアスリートの方が力を入れる時に大きなかけ声を出したり、

声までにはいかない唸りのような音を出されます。

 

こんな記事を見つけましたので、ご参考までに☆

小澤徹プロゴルファーの記事

NHKためしてガッテン「リズム脳を刺激せよ!」

 

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話している時も「ここは強調したい!」と語気を強めたいときは

動きを強めにして、はっきりと止めることで声に力がこもります。

 

日本人はボディーランゲージをつけるのが苦手な人が多いです。

確かに、つけすぎるとわざとらしい印象や

自己陶酔している印象を与えることもあるので注意が必要ですが、

ボディーランゲージをつけることで言葉を生かすこともでき、間の取り方を掴むこともできます。

そしてそれが、聞き手の心を動かすことにも繋がります。

 

上手に使って、あなたの想いを伝えましょう☆

 

 

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大嫌いだった剣道だけど・・・

 

最近、ヨガに行き始めましたが、

そのレッスンプログラムの中に「SHINDO」というものがあります。

剣道をベースに体幹などを鍛えるプログラムですが、

幼い頃に剣道をしていた私にとっては懐かしさを覚えると同時に、

久々に本当の剣道を味わいたいとそんな気持ちにもなりました(^^)

 

 

私は剣道が大嫌いでやめました。

しかし今になって思うのは剣道を習っていて良かったということです。

これは何も剣道に限らないと思いますが何か1つ嫌々ながらでも続ける習い事は、

いつかその芽を開かせるのではないかと思えるようになりました。

 

 

私は小学2年生から中学3年生まで剣道を習っていました。

初段までは取りましたが、高校進学とともに剣道から離れました。

実は、高校受験の際には剣道の推薦で入学できる学校もあったのですが、

「絶対に、高校では剣道をしたくない!」泣きながらそう両親に訴えお誘いは全て断りました。

 

いつの頃かはっきりしませんが、私は剣道が大嫌いになっていたのです。

理由はいくつかありますが、中でも帰宅後の自宅での稽古だったように思います。

 

私には弟がいます。

弟は剣道がとても強く、高校・大学は剣道の特待生で入学。

就職も剣道部に入ることを前提に大手企業に決まりました。

 

小中学生の頃、この弟の稽古に私はつき合わされていました。

そしてその稽古で教えていたのが私の父です。

研究熱心で人一倍学ぶ父。

剣道未経験者にもかかわらず、的確なアドバイスと稽古で弟はメキメキと才能を伸ばして行きました。

 

道場で稽古が無いときは、家の庭やどこかの広場で稽古。

怖い父の前に「イヤ」と言えない日々が続き、迎えた中学三年生。

その頃には、剣道というものに心から嫌気がさしていて、道場の稽古もさぼることも増えました。

あるとき、稽古に遅れて行った時、もたもたしている私に父が近づいてきて竹刀で私の胸部を突き、

そのまま後ろに飛ばされたなんてこともありました(^^;)

 

「剣道なんて、絶対にイヤだ!!!!!」

 

そんな心の叫びと共にすっかり離れていた剣道。

それがなぜか、今になってその良さや有り難さを感じるのです。

 

体を使って出す声の出し方。

相手への視線の送り方。

間合いの取り方。

話すことにも繋がることがたくさんあります。

 

さらには、

「剣道は剣の理法の修練による人間形成の道である。」と言われます。

黙想をして心を落着かせたり、稽古前後や試合前後もそうですが礼に始まり礼に終わります。

 

今思い返せば、当時は分からなかった(イヤで気づけなかった)多くの学びをもらっていたのです。

 

これは剣道に限らず、その他の習い事にも言えると思います。

幼い頃から長く続ける習い事。

イヤだと思いながらも続ける習い事。

その良さに気づくのは人それぞれ違うタイミングなのかもしれませんが、

経験していなければ気づくことはできません。

 

大嫌いだった剣道ですが、今の私を築いた基盤でもあるように思えます。

ここに導いてくれた両親に心から感謝しています☆

 

 

 

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話者の心得91 ☆ 演技はいずれ本当になる ☆

私はとても慌てん坊です。

トラブルが起きると焦ってしまい、必要以上に反応してそれで失敗することも多々ありました。

 

「私が焦っていると周りの人にも伝染してる。。。話している時に落着いて対応したい。」

そう思うものの落着こうとすると逆に焦りが出てしまい悪循環な日々でした😱

 

 

そこで心がけたのは「動作をゆっくりする」こと。

特に人前に出るときは、歩き方やステージ上の動き・資料の持ち方などを

堂々とゆっくりとを心がけました。

 

もちろん必要以上にゆっくりだと周囲の人をイライラさせてしまいますし、

場合によってはゆっくり対応していては間に合わないこともありますので、

その辺りは、バランスが必要になります。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

*写真はレースクイーンオブザイヤーの記者発表の様子

レースクイーン

どの司会の現場もそうですが、

当日、ゲストの方との動きを確認しながら、どのタイミングでどういう位置で話すかを合わせます。

観客の方々に対してはもちろんですが、ゲストの方にも安心して出演して頂けるようにと心がけています。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

みなさん、思い出してみて下さい。

 

細かな動きを続けている人を見ていると、どういう気分になりますか?

焦っている人を見ていると、どういう気持ちになりますか?

 

逆に

トラブルが起きてもどっしりと落着いて指示をくれる人のそばだと、どういう気持ちになりますか?

ゆっくりとした動作で話している人を見ていると、どういう感想を持ちますか?

 

林1

 

慌てん坊で焦る私でしたが、ゆっくりと落着いた動きを心がけていると

今では周囲の人へ安心感を与えることができるようになりました。

 

ある時は

「三島さんが現場にいるだけで安心する」と言って下さった人もいます。

 

前にもお話ししましたが、会場の空気は話者が作ります。

聞き手の緊張度も実は話者が作ってしまっているのです。

聞き手が落着いて安心して聞ける空間づくりは、話者の手腕にかかっています。

 

最初は演技をしていると思う動作でも、それがいずれ本当になります。

あなたがどういう話者でいたいか?

話者として、聞き手にどういう影響を与えたいのか?

そのためには、まず自分自身が変わることが大切なのです☆

 

 

 

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ダメダメだった私の話〜放送局時代② 言葉の力

「言ってはいけない。言ってはいけない。」

そう心の中で念じながら、リスナーさんのメッセージを手に生放送に♪

 

何を言ってはいけないか?

それは・・・

 

リスナーさんからのメッセージに添えられていたリクエスト曲のタイトル☆

「裸足の季節」のリクエストでしたが、

メッセージには「裸の季節」と書かれていていたのです(^^;)

 

メッセージは手書きだったので、その上から書き直すのも申し訳ないので、

絶対に!絶対に!間違えないように!

曲紹介をしようと心に決めて生放送に臨みました☆

 

 

収録スタジオ

*スタジオはイメージです☆

 

 

「言ってはいけない。言ってはいけない。・・・」

心の中で唱えた呪文も空しく

 

「それでは頂いたリクエスト曲です。松田聖子さんで『はだかの季節』・・・

失礼しました!『裸足の季節』」

 

 

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なんともまあ、穴があったら入りたい!そんな失敗(~ ~;)

今だから笑って話すこともできますが、

当時はもう恥ずかしさでいっぱいでその後の放送をどうやって乗り切ったか覚えていません。。。

 

 

「言ってはいけない。言ってはいけない。」という具合に

「◯◯してはいけない。」

これって、みなさんもよく使うフレーズではないでしょうか?

 

この「◯◯しないように」という言い方は、してはいけない事が潜在意識にインプットされてしまい

してはないけないことを行なってしまうという心理的要素があるんです。

 

ナレーション収録の時も経験がありますが、

「焦らないでいいからね。」と優しい言葉をかけられ、

自分でも「焦らない。焦らない。」と心で言っているとなぜかミスを繰り返したり。

「間違えないように」と言えば間違ってしまうことって多々あります。

 

間違いや言葉に詰まることは、この後ももまだまだ続き、

それが本当に解消できるようになったのは東京で仕事を始めてから。

そのお話はまた改めて・・・

 

ただ、言葉の持つ力は計り知れません。

ちょっとした言い回しで人の行動に影響するのですから。

自分への声かけもですが、人に声をかけるときもぜひ気をつけてみて下さいね☆

 

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「心動かす」話者の心得90 ☆ ダメダメだった私の話〜放送局時代① ☆

いつの頃からか、ラジオのパーソナリティになりたいなと思っていました(^^)

初めて意識したのは中学生の頃だったように記憶しています。

 

ただそれまでも、放送ということには興味があり、

小中学校では放送委員会なるものの担当をしていました。

 

そして高校の放送部に入ったことで、それは決定的になりました。

高校時代のお話は、またいずれ。

 

 

大学卒業後、NHKの関連制作会社に所属し、

1時間の生放送のFM番組のパーソナリティを担当できることになりました。

隔週でしたが月〜金の毎日。九州沖縄に向けての放送で、

毎日毎日、様々なアーティストにインタビューし、リスナーさんからのお便りをもらい、

まさに私が夢見ていたお仕事でした♪

しかも最初は3年の契約と言われたいたのが、

聴衆率が上がったこともあるのか有り難いことに8年もの長きに渡り担当させて頂きました。

 

*ラジオで喋っている写真って無いことが判明。。。

ラジオ以外にもナレーションや司会も数多く担当させて頂いていました(^^)

 

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(高専ロボコン九州ブロック大会ナレーション)

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(NHK総合「九州の至宝」ナレーション)

 

 

それでも失敗は数えきれないほど。

特に入った当初の23歳くらいの頃は、それまでやってきた自信とできない自分との葛藤の日々でしたし、

今思えば、若気の至りでもあるのですが、恥ずかしい失敗は山ほどです(^^;)

 

あるリスナーさんからのメッセージを読んだときのことです。

メッセージは放送前に全て準備をしていますが、

「夕餉(ゆうげ)」という漢字を間違えて読んだのです(~ ~;)

読みながら「あれ?これって・・・『ゆうしょく?』」そんなことを思いながら、

そう読んでしまった私。。。

 

生放送なので言ってしまえば、取り消すことはできません(> <)

しかもそのメッセージは、私の手元にしか無いので

スタジオにいる誰かが間違いに気づいて教えてくれることも無いのです。

 

その後、そのメッセージをくれたリスナーさんから

「夕餉」程度の漢字が読めないなんてパーソナリティなんて辞めた方がいい。

そういう厳しいお便りを頂きました。

反論する余地も無く今でも心に強く残っています。

 

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もし私が、当時の私の先輩だったなら、きっとこう言って叱ることでしょう。

「事前に準備をする時間があるのだから、疑問に思ったことは先に調べなさい!」と。

 

当然なのです。

不安な漢字はもちろんですが、地名や名前・固有名詞など、

自分が思っていることと違うことって案外多いものです。

 

例えば、◯◯町は「まち」と読むのか「ちょう」と読むのか。

山﨑さんは「やまざき」か「やまさき」か。

佳子さんは「けいこ」か「よしこ」か「かこ」か。

ちなみに福岡に席田と書く地名がありますが「むしろだ」と読みます。

高校時代は知らずにというより「せきた」だと信じて、そうアナウンスしたことがありました。

 

当時の先輩からのアドバイスもあり、

その後は、広辞苑が入った電子辞書を常に持ち歩いて、スタジオにも持ち込んでいました。

 

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知らないことや不安なことは必ず確認をするというのは、

話す仕事に限らずどんな仕事でも当てはまります。

 

「自分では◯◯だと思っていました。」というのは、正解ではないのです。

調べて分かることや人に聞いて確認できる正解は、怠らずに対処することが必要です。

 

「聞くは一時の恥。聞かぬは一生の恥。」そんなことわざがあります。

 

少し違いますが、ダメダメだった私は

「聞くは一時の恥。聞かぬは他者に迷惑。プロ失格」だと学んだのです☆

 

 

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話者の心得89 ☆ ダメダメだった私の話①〜プロローグ ☆

今年に入り「心動かす」話者の心得を綴ってきました。

これまでの20数年の経験や普段私が心がけていることなどを、その時々でお伝えしてきました。

 

テレビやラジオ、イベント、講師に至るまで、

いまでこそ人前で話すことを仕事にして、有り難いことに20年以上も現役を続けられていますが、

そんな私も全くの素人だった時代があります。

しかも思い返せば、かなりのダメダメだったと恥ずかしい限りです(^^;)

 

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原稿の文字だけを追っていた時期もあれば、

発声練習を始めた当初は気管支が腫れて食事もままならないこともあったり、

プロになっても噛む(言葉に詰まる)ことも多々あって「みしまってる」とまで言われたり、

漢字の読み間違いもあったりと、、、

穴があったら入りたい間違いと勘違いのオンパレードでした。

 

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今でも完璧ではないですが、それでも少しずつ成長しているのかもしれません。

福岡から東京に拠点を移し、事務所に所属していませんが多方面からお仕事のご依頼を頂いています。

 

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*東京に拠点を移した頃

 

 

私の素人時代は、これまでに3回訪れています。

(これからも今思えば、あのとき素人時代だったと思うのかもしれませんが。。。)

それは、高校時代・放送局スタート時代・東京進出時代です。

 

そんな素人時代のことも含めながら、話し手として学んできたことをしばらく綴って行きます☆

伝えることに悩みを持つあなたの、何かひとつでもヒントになればと思います(^^)

 

あなたの想いを声と言葉でカタチに。

想いが伝わるトータルコーディネートを☆

 

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話者の心得88 ☆ 原稿を上手に話す ☆

スピーチや講師・プレゼンテーションなどのトレーニングをしていて、

誰もがある1つの壁に打ち当たります。

 

それは「原稿を読んでしまう」ということです。

 

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実はこれ、手元に原稿があるか無いかは関係ありません。

原稿を覚えて話そうとすることで頭の中にある原稿を読んでいる状態になります。

自己紹介を練習する時にでもよくあります。

 

原稿を読んでしまうというのは、

例えば国会答弁で議員の人が原稿を手元にしているとき「読んでいる」と感じませんか?

式典などで挨拶している人が原稿を手元にしているとき「読んでいる」と感じませんか?

 

聞き手が「読んでいる」と感じるというのは、話者が一方的に話しているという印象を与えます。

原稿は読むのではなく「話す」ことが必要なのですが、このスキルを身につけるのはトレーニングが必要です。

これができているのが、アナウンサーやキャスターなど喋るトレーニングを受けている人です。

 

できれば原稿を持たずに話せることが良いのですが、

それでは、話すことを忘れてしまうという不安を持つ人もいるでしょう。

そういう場合は、話す順番を箇条書きで書いたメモを手元に置いておくといいでしょう。

その他、スクリーンでパワーポイントや画像などを使う人は、

キーワードを上手に加えていたりすると話しやすくなります。

 

 

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それでも原稿を読まざるえないという状況もあるでしょう。

原稿を読んでいると感じてしまう要因はいくつかあります。

中でも大きい要因は、不自然なイントネーションや間です。

 

普段の会話では、絶対にそうはならないイントネーションや間になってしまうのです。

 

日本語は話始めの音が最も高く、途中大切な言葉で音を上げて文末は低くなります。

疑問文の時などは例外ですが、基本は出だしが高く文末が低くなります。

 

原稿を読んでしまう人は、出だしの音が低くなりすぎることで、別の所で音を上げてバランスを取ります。

他にも、助詞で無駄に音を低くしてしまい、文章の意味が繋がらなくなってしまったり、

間が少なすぎたり、逆にあけすぎたり、ブレスを取る位置が違ったりなどで意味が違ってくることもあります。

 

こういうことを普段は意識せずにできているのですが、

いざ人前で話さないといけないときには原稿に気持ちが向いてしまい読んでしまうのです。

 

原稿を上手に話せるようになりたい人は、

アナウンサーやキャスターの人を聞きながら、同じように真似することをおすすめします。

私のトレーニングにも、人によってはコーラスリーディングという方法をとることもあります。

最初は同じようには言えないのですが、次第に感覚を掴むことで、上手に話せるようになります。

 

真似をすると個性を失うのでは?

そんな疑問を持つ方もいますが、どんなに真似をしても個性が失われることはありません。

真似をしても滲み出てくるものこそ個性です。

 

原稿を上手に話せるようになれば、どんな場面でも伝えたいことを伝えられるようになりますよ☆

 

 

 

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【アドラー心理学を受講中】

インターネットやPCのおかげで、

今は、どこにいても素晴らしい学びを得られる時代になりましたね(^^)

 

今年から、無料で学べるオンラインの大学講座を受講しています。

最初は茂木健一郎さんの「脳と創造性」を修了し、

現在は「アドラー心理学の入門編」を受講中です。

 

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心理学や脳科学への興味のきっかけは20年ほど前。

私自身の摂食障害と向き合うためにストレスケアプログラムを学んだことが始まりです。

今では研修やセミナーで教える時にプログラム作成に取り入れています。

 

アドラー心理学はここ数年、書籍も数多く出版されていてご存知の方も多いのではないでしょうか?

 

私も最初は本を読んだことがきっかけでアドラー心理学に興味を持ち、今回の受講に至りました。

5週間、毎週1回更新の授業を受け、テストと課題提出を行なうのですが、

今回の授業では、ライフスタイルについて考えるというものでした。

 

アドラーの言うライフスタイルは、その人の性格や育った環境のことで、

私たちが普段使っているライフスタイルとは意味が違うものです。

 

そのライフスタイルをA〜Dのタイプにわけるチェック項目があり、

自分のライフスタイルについて考えるのですが、

私は今のライフスタイルと10年前は大きく違うライフスタイルであることが分かりました。

 

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ちなみにタイプ別の最優先目標は

A 安楽でいたい(受動的・課題達成優先)

B 好かれたい(受動的・対人関係優先)

C リーダーでいたい(能動的・対人関係優先)

D 優秀でいたい(受動的・課題達成優先)

この他にも、苦手なことや強み・弱みなど細かく診断結果が出ます。

 

私の場合、現在はAが最も得点が高かったのですが、

10年前を思い出しながら受けた結果はDが最も高く、1点差でBというものでした。

 

アドラーは

「人は変えようと思えばいつでも変えられる。それは死ぬ2〜3日前でも可能だ。」と言っています。

 

今と10年前。これほどライフスタイルが違ったのは、

環境の変化で変わらざるえない状況であったことも大きいのですが、

自分がどう生きて行くかを考えた時に、「無理をしすぎずにいたい」という想いが強くなった結果なのかもしれません。

 

今回の受講は反復学習と言って、オンライン学習後に対面学習まで受講します。

 

どのタイプにも強みと弱みがあります。

強みはさらなる強みに、弱みは強みに変えることもできるのではないかと感じています。

より理解を深め、今後の研修やセミナーのプログラムに生かして行きます☆

 

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